【テニスのムーンボール】使い方と打ち方のポイントを解説
高い弾道で安全にコートへ打てるショットを身につけたい。できれば、ムーンボールのようにトップスピンをかけて打てるようになりたい。 そんなお悩みにお答えします。 【本記事の内容】- 【テニスのムーンボール】使い方と打ち方のポイントを解説
- テニスのムーンボールが来たときの対策
テニススクールの運営に10年携わる。(テニスコーチ・ストリンガー・フロント・事務など幅広く経験。)
リョウジをフォローする わたし自身、ムーンボールはよく使い、試合で重宝しています。また、相手からムーンボールが来たときの展開はよく経験しているので、どんなことに気をつけて返球したらいいかもわかります。
スポンサーリンク【テニスのムーンボール】使い方と打ち方のポイントを解説
テニスのムーンボールとは、トップスピンをかけて中ロブくらいの軌道で打つボールのことです。
通常のロブよりは軌道が低く、トップスピンがかかっている分、ロブよりスピードは上がります。
また、バウンド後に高く弾むのも特徴です。
同じトップスピンがかかったボールに「エッグボール」というものがありますが、ムーンボールとはボールの軌道やボールの当て方がまったく違います。
【ムーンボール】 →ボールの軌道は中ロブで薄く当てる 【エッグボール】 →ボールの軌道は卵を半分にした形で厚く当てるエッグボールについては下記の記事をご覧ください。
【テニスのエッグボールの打ち方】厚い当たりとトップスピンを両立させるコツグランドストロークでトップスピンをかけると、当たりが薄くなると困っていませんか?本記事では、エッグボールの打ち方と練習方法を解説します。エッグボールをマスターしたい方は必見です。ryoji-tennis.com2021.06.13エッグボールを打ち続けるには強いフィジカルが必要ですが、ムーンボールはもっと楽に打つことができるショットです。
ムーンボールはゲームで重宝するショットの1つなので、ぜひ本記事で使い方と打ち方を覚えてテニスの幅を広げてみてください。
どんなときにムーンボールは使えるかムーンボールは、下記のようなときに使うことが多いです。
- 相手前衛に捕まらないようにクロスへつなげたい
- 相手をベースライン後方へ下げたい
- ペースを落としたい
ダブルスで後衛がクロスにつなぎたいとき、相手の前衛にポーチされるリスクがつきまといます。
もし、相手の前衛が届かない高さでムーンボールが打てると、ポーチされるリスクはなくなり、楽にクロスへつなぐことができます。
相手をベースライン後方へ下げたいムーンボールのメリットは、相手の前衛につかまらないだけではありません。
ムーンボールを深く打てれば、その後ボールは高く弾むので、相手の後衛をベースライン後方へ追いやることができます。
相手後衛のポジションを下げれれば、返ってくるボールは浅くなりやすく、ポジションを前へ上げやすくなります。
ペースを落としたいムーンボールは、ペースを変えたいときにも使えます。
プロの試合でも、速いボールで打ち合う中、ペースを変えるためにムーンボールを使う場面を見ることができます。
一定のペースで気持ちよく打っているとき、急にペースが落ちると調子が狂い、ミスショットにつながる場合も多いです。
また、ムーンボールを使ってペースを落とすことで、自分に時間を作る効果もあります。
ムーンボールを打った後、ポジションを整えたり、呼吸を整えたりすることもできますね。 縦のスイングでトップスピンをかける技術が必要ムーンボールを打つには、縦のスイングでトップスピンをかける技術が必要です。
トップスピンは、テイクバックからラケットダウンして前後のスイング幅を狭めることで打てるようになります。
前後のスイング幅を狭めると、上下のスイング幅が広がり、ボールに薄く当てる技術が身につくようになります。
ムーンボールだけではなく、トップスピンをかけてショートラリーをするときやショートクロスを打つときにもボールに薄く当てる技術は必要になりますので、早いうちに覚えておきましょう。
グランドストロークのトップスピンについては、下記の記事をご覧ください。
テニスのトップスピンの打ち方|絶対に外せない3つのポイントテニスのストロークで、トップスピンがかからず困っていませんか?本記事では、トップスピンの打ち方とトップスピンに適したグリップを解説します。トップスピンをマスターしたい方は必見です。ryoji-tennis.com2021.03.05 ボールの軌道を上げるテクニックムーンボールを打つには、中ロブくらいの高さになるようにボールの軌道を上げる必要があります。
ボールの軌道の上げ方は簡単で、ボールを打つ方向の反対側に身体を傾けるようにします。
ちょうど後ろ足に体重を乗せたまま打つ感じになります。
普段、前足に体重を乗せ、前傾して打っていると難しいかもしれません。
そんな方は後ろ足の膝は伸びきっていると思いますので、ムーンボールを打つときは後ろ足の膝を曲げたまま打つようにしてみてください。
スポンサーリンクテニスのムーンボールが来たときの対策
ムーンボールの打ち方はわかった。逆に、ムーンボールが来たときはどうしたらいい?ムーンボールを打ったとき、ムーンボールで返ってくることも多いです。
ムーンボールが来たときの対策を考えておきましょう。
高い打点で強打は相手の思うツボわたしたちの試合だと、ムーンボール合戦になってしまうことがあります。
そんなとき、我慢しきれず高い打点で強打してしまうと相手の思うツボです。
ムーンボールは高く弾む分、高い打点で打ちやすいです。
しかし、打っているポジションがベースラインより後方であれば、強打したときにミスする確率は上がってしまいます。
仮に相手コートに入ったとしても、距離がある分相手に返球されてしまいます。
相手のボールが浅ければ、打ち込むチャンスですが…
ムーンボールで返球ムーンボールは高く弾むので、ボールの下に入りやすくムーンボールで返球しやすいです。
相手のボールが浅くなるまで、ムーンボールで返球してチャンスをうかがうのも手です。
ただ、相手は時間に余裕があり観察しやすい状態なので、ムーンボールを打つのを読まれていると、ポジションを上げてボレーでカットしてくるかもしれません。
相手の動きにも気をつけながらムーンボールを使いましょう。
通常のグランドストロークで返球ムーンボールで返球するだけではなく、通常のグランドストロークも使って返球すると、相手は読みづらくなります。
気をつけたいのは、打つポジションによって深さを変えることです。
打つポジションが後ろになればなるほど、ボールが浅くならないように深く打つ意識が必要になります。
どれくらいの軌道でどれくらいの強さでボールを打てば浅くならないかを気にしながら打つ必要があります。
特にバックハンドストロークは高い打点で打ちにくい分、ポジションをかなり下げて打つことになります。(ショートバウンドで返球する場合もありますが…)
ポジションを下げれば下げるほどボールは浅くなりやすく、相手も攻撃をしかけてくるので、フォアハンドで回り込むことも頭に入れて返球しましょう。
ムーンボールを返球するときは、我慢強くチャンスを待つ必要があります。後ろから1発で決めようとせず、ポジションを上げて打てるときに攻撃をしかけましょう。