井上尚弥、アフマダリエフに判定完勝!武居衝撃TKO負け 高田は負傷判定負けで担架搬送/詳細
井上尚弥、アフマダリエフに判定完勝!武居衝撃TKO負け 高田は負傷判定負けで担架搬送/詳細

井上尚弥、アフマダリエフに判定完勝!武居衝撃TKO負け 高田は負傷判定負けで担架搬送/詳細

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<ボクシング:4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ、WBO世界バンタム級タイトルマッチ、WBA世界ミニマム級正規王座決定戦>◇14日◇名古屋・IGアリーナ

ボクシング3大世界戦が行われた。

4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32=大橋)が3-0(118-110、118-110、117-111)判定勝ちで防衛に成功(WBAスーパー、IBF5度目、WBC、WBO6度目)した。WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対決。4団体統一王者としてサウル・アルバレス(35=メキシコ)を超え、新記録となる5度目防衛に成功した。また世界戦26連勝は元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(ともに米国)と並ぶ世界タイ記録となった。

元K-1スーパーバンタム級王者でWBO世界バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)が王座陥落した。同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)との3度目の防衛戦に臨んだものの、1回からダウンを奪われるなどして4回TKOで敗れた。WBOからの指名試合として義務づけられた最強挑戦者に敗れた。無敗の格闘家でWBA、WBC世界同級1位の那須川天心(27=帝拳)との対戦実現は遠のいてしまった。

WBA世界ミニマム級2位松本流星(27=帝拳)がプロ7戦目で世界王座獲得に成功した。同級1位高田勇仁(27=ライオンズ)との同級正規王座決定戦に臨み、5回1分26秒で高田が試合続行不可能となり、負傷判定3-0で勝利した。今年7月、プロ10戦目で世界王座を獲得したWBA世界ライトフライ級王者高見亨介(23)を抜き、名門の所属ジム最速で世界ベルトを手にした。

井上(右から3人目)はアフマダリエフに判定勝利を収める(撮影・森本幸一)

4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ

井上尚弥○12R判定(3-0)●ムロジョン・アフマダリエフ

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◆試合経過

1回

お互いに様子見。フェイントを繰り返す。井上は左ジャブを鋭く、アフマダリエフは右ジャプをシャープに伸ばす。終盤に井上がじりじりと前に出て、右ボディーストレート。相手が出てところに左フックを合わせた。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

コールを受ける井上(中央)(撮影・鈴木みどり) 1回、アフマダリエフ(右)を攻める井上(撮影・鈴木みどり) 1回、井上(左)はアフマダリエフにパンチを放つ(撮影・森本幸一)

2回

井上は前に出て左ジャブから右ストレートをボディーに打ち込む。アフマダリエフは、ガートを高く掲げてじっくりみる。手数が少ない。井上は左ジャブを飛ばして、手数で上回る。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

2回、アフマダリエフ(右)を攻める井上(撮影・鈴木みどり)

3回

井上がペースを握る。ノーモーションの右ストレート。左ジャブ→右ボディーストレートを打ち込む。右は何度も相手の腹に伸ばした。アフマダリエフは、左アッパーを放ったが、手数が少ない。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

3回、アフマダリエフ(左)を攻める井上(撮影・鈴木みどり)

4回

井上は足を使ってサークリング。アフマダリエフは、追い足がなく、パンチが単発になる。残り1分を切って、井上が右ストレートを、相手のガードの間からヒット。スピード差を生かして、井上がリズムをとる。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

6回、井上(左)はアフマダリエフにパンチを放つ(撮影・森本幸一)

5回

井上はスピードを上げた。ガードを上げて「こいこい」とアピール。右ストレートをガードの真ん中に集める。アフマダリエフも右フック、左ストレートを見せる。井上は終盤、左フックを相手にクリーンヒットした。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

6回

アフマダリエフは、ロープ際の井上に、右フック。横からではなく、斜め上から打ち下ろすような、変則の軌道で顔面を捉えた。井上は左ボディーフックで反撃。3発も打ち込んで、アフマダリエフを下がらせた。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

6回、アフマダリエフ(右)を攻める井上(撮影・鈴木みどり) 6回、井上(左)はアフマダリエフを挑発する(撮影・森本幸一)

7回

井上はさらにペースを上げた。右ストレート、右アッパーをボディーに打ち込む。アフマダリエフは被弾が増える。時折フックの連打を見せるが、効果的な反撃にはつながらなかった。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

8回

井上は左ボディーフックを痛烈にヒットさせた。相手の右ジャブに右ストレートを合わせるなど、スピードの差をみせる。アフマダリエフは、パンチを当てることができず、空振りが増える。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

9回

井上は次々とパンチをヒットさせた。ワンツー、ワンツーの4連打で後半の2発をヒット。ロープ際では相手の連打に右アッパーを差し込んでアゴを上げさせた。アフマダリエフは打つ手がなくなってきた。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

9回、アフマダリエフ(左)を攻める井上(撮影・鈴木みどり) 9回、井上(左)はアフマダリエフにパンチを放つ(撮影・森本幸一) 9回、アフマダリエフ(左)の顔面にパンチを見舞う井上(撮影・鈴木みどり)

10回

井上は連打を放って、軽快にサークリング。アフマダリエフは被弾覚悟で前にでて、パンチをはなつ。左ストレートをヒットする場面も。井上はカウンターの右、左ジャブを返した。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

11回

井上は左ジャブ、右ボディーストレートと次々とパンチを放つ。細かく立ち位置を変える井上のスピードに、アフマダリエフはついていけず、ほとんどパンチを打つことができなかった。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

11回、井上(右)はアフマダリエフにパンチを放つ(撮影・森本幸一)

12回

井上は最後までスピードが落ちない。左ジャブ、ワンツ-などを放って、立ち位置を変える。アフマダリエフはパンチを出せない時間が続く。ラスト10秒過ぎて、右フックをヒットさせたが、時すでに遅しとなった。

【日刊採点】井上10ー9アフマダリエフ

12回を終え、アフマダリエフ(右)と健闘をたたえ合う井上(撮影・鈴木みどり)

比較表

【イラスト】井上尚弥とアフマダリエフ スーパーバンタム級比較表 【イラスト】井上尚弥のプロ全戦績

WBO世界バンタム級タイトルマッチ

武居由樹●4回TKO(1分21秒)○クリスチャン・メディナ

WBO世界バンタム級王者の武居由樹が陥落、1回ダウン奪われ、同級1位メディナに4回TKO負け

◆試合経過

1回

ジャブの打ち合い。武居のボディー攻撃にメディナは右フックで対抗。終盤には左ボディーから右フックを決めた。残り40秒あまりで、メディナは右フックを顔面に決め、武居はダウンした。

【日刊採点】メディナ10-8

1回、メディナにダウンを奪われる武居(撮影・鈴木みどり) 1回、武居(右)はメディナのパンチでダウンする(撮影・森本幸一)

2回

1回にダウンを奪われた武居。打たれ強かっただけに、心配される。メディナは前半から右フック中心の連打。武居も左で対抗も単発。メディナは終盤も左右連打。振り回すパンチに場内どよめきも起きる。武居は終盤に左ボディーを入れて反撃。

【日刊採点】メディナ10-9

3回

武居が左ボディー攻撃。左も入り出す。メディナは右から左フックをタイミングよく決めた。メディナはボディー攻撃も開始。終盤もメディナが主導権を握った。

【日刊採点】メディナ10-9

4回

武居の右ジャブが当たり出す。メディナは右フックが強烈。中盤からコーナーで右フックから右アッパー6連打で、レフェリーが試合を止めた。

武居は4回1分21秒TKO負け。

4回、メディナ(左)にTKO負けする武居(撮影・鈴木みどり) 4回、武居(左)はメディナにパンチを打打ち込まれる(撮影・森本幸一) 4回、武居(左)はメディナにTKOで敗れる(撮影・森本幸一) 武居(右から2人目)はメディナにTKOで敗れリングを降りる(撮影・森本幸一)

比較表

【イラスト】WBOバンタム級比較表 【イラスト】武居由樹のプロ全戦績

WBA世界ミニマム級正規王座決定戦

高田勇仁●5回負傷判定(1分26秒)○松本流星

【ボクシング】高田勇仁、相手頭部が顔面直撃…リングに倒れ出血止まらず担架搬送、負傷判定負け

【ボクシング】松本流星プロ7戦目で世界王座獲得 高田勇仁担架で運ばれ試合続行不可能

◆試合経過

1回

互いにジャブの差し合い。松本は左ストレートを顔面にたたき込んだ。右ジャブも的確。中盤から高田は警戒して手数減る。

【日刊採点】松本の10-9

1回、高田(右)を攻める松本(撮影・鈴木みどり) 1回、打ち合う高田(左)と松本(撮影・森本幸一)

2回

松本は重圧をかけてワンツー放つ。高田は飛び込んで連打も松本はガード。中盤に松本の右フックが決まり、高田はバランス崩す。終盤に打ち合う場面も。

【日刊採点】松本の10-9

3回

序盤、松本がワンツー攻撃。なかなか自分の距離になれない高田はカウンター狙いも不発。松本が主導権を譲らなかった。

【日刊採点】松本10-9

4回

序盤に松本が連打から右フックを決めた。中盤には左アッパーも決めた。終盤もプレッシャーをかけて左ストレート、アッパーを放つ。高田の左のこめかみが赤く腫れてきた。

【日刊採点】松本10-9

5回

松本が積極的に連打を放つ。高田は受け身にまわっている。中盤にヘッドバッティングで高田がダウン。立てない。レフェリーが試合を止めた。高田は担架で運ばれた。

5回1分26秒、負傷判定で3-0で松本の勝利。

ジャッジは1人が50-46、2人が50-45。

5回、高田(左)は松本に偶然のバッティングを受ける(撮影・森本幸一) 5回、高田(左)は松本の偶然のバッティングで倒れる(撮影・森本幸一) 松本(中央)は新王者となりベルトを手にする(撮影・森本幸一)

比較表

【イラスト】高田vs松本WBAミニマム級比較表

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