【世界水泳】パリ五輪銀の18歳玉井陸斗が高飛び込み6位でメダル逃す…2本目の入水ミス響く
男子高飛び込み決勝で演技する玉井陸斗(AP)<飛び込み:世界選手権>◇3日◇男子高飛び込み決勝
24年パリ五輪(オリンピック)銀メダルの玉井陸斗(18=滋賀・立命館ク)は6位で、自身2度目の表彰台となるメダルを逃した。
2日の予選を経て、この日午前に行われた準決勝は、強敵となる中国勢2人に続く3位で通過していた。22年ブダペスト大会では男子高飛び込み日本勢初の銀メダル。
そこから3年が経過し、大舞台で再び表彰台を狙ったが、届かなかった。
2本目の後ろ入水ジャンプで、大きな水しぶきがあがる、失敗ジャンプとなった。
その後はミスを挽回しようと失敗を取り戻そうと、必死の演技を見せたが、1本の乱れが命取りになるのが世界舞台の厳しさだった。
高まる注目度への対応にも成長があった。昨夏のパリ五輪から帰国後、国民スポーツ大会など国内でも雄姿を見せることがあった。
「たくさんの方が応援に来てくださって、力になります。一方でプレッシャーに感じる部分も少しはある。そういう中でも自分のパフォーマンスをぶらさずにできるようになりました」
今大会は大久保柊(28=昭和化学工業)とのシンクロ高飛び込みと“二刀流”で出場。パリ五輪後の10月に始めた、新たな取り組みだった。かねて「国際大会ではシンクロが個人より先にある。そこで試合に慣れるのもそうですし、シンクロは個人と違ってパートナーがいるので安心感、心強さがある。リラックスした状態でシンクロに出て、メダルを目指しながらも試合に慣れて、個人でもいい演技ができるようにしたいです」と意図を明かした。
7月29日が決勝だったシンクロは8位入賞。現状に満足することなく、28年ロサンゼルス五輪へと挑戦を続けていく。
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