何に見える? 火星の「マータラ・クレーター」の溝状地形
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)(引用元:NASA)
宇宙動画と広告 Google NewsLINEで購読MSNニュースYouTube今回は、火星南半球にある「マータラ・クレーター(Matara Crater)」内部で見られる細い溝状の地形を紹介します。砂丘に挟まれた斜面を流れ落ちるように走るこれらの溝は「ガリー(gully)」と呼ばれ、火星の中緯度域でしばしば観察されます。
Source- Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona
- NASA - Gullies of Matara Crater
ガリーは霜の季節に活動が活発になり、姿を現すことがあります。画像からは溝の内側から周辺にかけて霜が広がる様子が確認でき、時間の経過とともに分布が移ろうこともわかります。こうした変化は、主に二酸化炭素(ドライアイス)の霜が昇華し、その過程で地表の砂が動かされることで生じると考えられています。
広告この画像は、NASAの火星周回探査機「MRO(Mars Reconnaissance Orbiter、マーズ・リコネサンス・オービター)」搭載の高解像度カメラ「HiRISE」が2018年2月に撮影したもので、1ピクセルあたり約50センチメートルという精細さで地形をとらえています。
ところでこの画像、チョコレートや革製品のようにも見えませんか?
編集/sorae編集部
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