フリューゲルホルンの甘美な響きにフィール・ソー・グッド
チャック・マンジョーネはジャズから派生したフュージョンのジャンルにおいて70年代から80年代にかけて活躍したミュージシャンです。
目次
- チャック・マンジョーネ/Chuck Mangioneとは
- ジャズ・トランぺッターからスタート
- フュージョンとの出会い
- フィール・ソー・グッドが大ヒット
- 1980年冬季オリンピックのテーマ曲
- 管理人のつぶやき
チャック・マンジョーネ/Chuck Mangioneとは
フリューゲルホルンはわが心の友 ジャズ・トランぺッターからスタートチャック・マンジョーネはその苗字から想像がつくようにイタリア系のアメリカ人です。
幼いころからトランペットに慣れ親しみ、20代の頃に兄とジャズバンドを結成。チャック・マンジョーネのミュージシャンとしての土台はジャズによって培われましが、その一方で高校卒業後に入学したイーストマン音楽院ではクラシックの素養も身に着けていました。
フュージョンとの出会いそんな折、1960年代後半からジャズに電気楽器を取り入れたいわゆるエレクトリック・ジャズのムーブメントが静かに始まっていました。ジャズ界の巨匠マイルス・デイビスもエレクトリック・ジャズのアルバムをリリースしています。サウンド面ではいわゆるフュージョンないしはクロスオーバーという呼ばれ方に現れるとおり、従来のジャズの枠にとどまらず、ロックやラテン、さらにはクラシックの要素も取り入れた、音楽の新時代を切り開くジャンルとして確立していくことになったのです。
まさにそんな時代の真っ只中にいたチャック・マンジョーネは、自分の目指す音楽の方向をフュージョンに見出します。トランペットをフリューゲルホルンに持ち替えて新たな道へと踏み出したのでした。
三菱ミラージュのCMに起用されました フィール・ソー・グッドが大ヒットチャック・マンジョーネの代表曲である『フィール・ソー・グッド』は1977年にリリースされた同名のアルバム冒頭に収められています。シングルは全米5位、アルバムもビルボード200で2位にランクされるというジャズ系としては異例の大ヒットとなりました。
このアルバムはチャック・マンジョーネがA&Mレーベルに移籍してから発表されたものですが、A&Mの創設者のひとりはかのハーブ・アルパート。トランペット奏者でもありプロデューサーでもあるフュージョン界の大御所です。
メンバーの多様性もまさにフュージョン的 1980年冬季オリンピックのテーマ曲1979年にリリースされたアルバム『Fun and Games』に収録された『Give It All You Got(栄光をめざして)』は、1980年に開催された冬季オリンピック(レークプラシッド1980)のテーマ曲に選ばれ、開会式ではチャック・マンジョーネ本人が演奏を披露するという栄誉に浴しました。
管理人のつぶやき
チャック・マンジョーネの演奏している楽器のことを、ずっとトランペットだと思っていました。実はフリューゲルホルンという楽器で、トランペットではないと。
フュージョンジャンルで管理人のお気に入りは、管楽器ではハーブ・アルパートとチャック・マンジョーネ。両方アルバムを持っているので聴きくらべてみましたが、確かに少し音色が違います。ハーブ・アルパートのトランペットのほうがやや先鋭な感じ。フリューゲルホルンはまろやかさを感じます。
でも意識しなかったら区別つかないかも。え、それは単に耳が悪いだけでは、って?ははは。