改良枕は着付け初心者の強い味方!?メリットとデメリットを考察
改良枕は着付け初心者の強い味方!?メリットとデメリットを考察

改良枕は着付け初心者の強い味方!?メリットとデメリットを考察

ブログにご訪問いただきありがとうございます。一級着付け技能士のかえでといいます。

改良枕というものを知っていますか。

こんな形のものです。

リンク

帯枕の代わりに使うものですが、改良枕の特徴は

  • 二巻きしないので短い帯でも結べる
  • 帯に結び目のシワが入らない
  • 先に形をつくっておける

大きくこの3点だと思います。

この記事では、

  • 改良枕のメリットとデメリット
  • 着付け初心者の人に向いているのか
  • 改良枕を使うのがおすすめな人は?

これらのことを解説していきます。

目次
  1. 改良枕のメリット
    1. 短い帯でも結べる
    2. 先にお太鼓の形をつくっておける
    3. 帯にシワが入りにくい
    4. 肩がいたい人や体が硬い人でも負担が少ない
    5. 自分で変わり結びが結べる 
  2. 改良枕のデメリット
    1. 手順が覚えにくい
    2. 帯の柄づけによって難しく感じる
    3. しっかり締めにくく、ゆるみやすい
    4. 好みの形のお太鼓に仕上げづらい
  3. 改良枕は初心者には向いているのか?
    1. 向いていると思う点
    2. 向いていないと思う点
    3. 着付け教室を選ぶ際の基準にしても
  4. 【まとめ】改良枕を使うのがおすすめな人は?

改良枕のメリット

改良枕のメリットをそれぞれ解説していきます。

短い帯でも結べる

昔の帯やアンティークの帯など、現代のものより短めのものが多いので、お太鼓をつくる長さがぎりぎりになってしまうことがあります。

また、ふくよかな方が帯枕を使う手結びだと長さが足りないということも。

どちらの場合も、改良枕を使えばお太鼓をつくる長さが確保できて結びやすくなります。

先にお太鼓の形をつくっておける

作り帯というものをご存知でしょうか。

自分で帯を結ぶのが大変になったり、肩がいたいなどの理由で

自分の帯を作り帯に加工してもらっている方もいます。後ろの形が出来上がっているので体に巻くだけでとてもラクです。

リンク

特に名古屋帯のお太鼓より袋帯の二重太鼓のほうが大変なのでどちらかといえば袋帯を作り帯にされてる方が多いです。

改良枕を使えば、着付けクリップや仮紐を使って作り帯のように、先にお太鼓の形をつくっておくこともできます。

後ろでの動作が苦手な人や、事前にセットしておけるので着付け時間を短縮したい人にも便利です。

帯にシワが入りにくい

改良枕だと、改良枕に帯を通してから体に巻いていくので、手結びのように帯をギュッと結ぶときの結び目になる部分にたくさんシワが入ることがありません。

反対に、『改良枕だと帯が傷む』という意見もあります。

帯を通していくときに擦れると感じるのではないでしょうか。

下が割れたタイプの改良枕だと、て先からずーっと帯を通さなくても、すっとセットできますので帯を傷めにくいです。

リンク

肩がいたい人や体が硬い人でも負担が少ない

作り帯のように先にお太鼓の形をつくってから、帯を巻いていくことができるので、

後ろでしないといけない動作が少なくて済みます。

後ろに手をまわして作業するのが苦手な方や、肩がいたい人や体が硬い人にも負担が少ないといえます。

自分で変わり結びが結べる 

改良枕を使えば、自分で袋帯の変わり結び(ふくら雀や文庫など)を結ぶことができます。

先に形をつくっておけるが改良枕の長所です。

改良枕のふくら雀の結び方はYou Tubeで検索するとたくさんでてきます。

改良枕のデメリット

メリットがたくさんの改良枕ですが、人によってはデメリットに感じる点もあります。

手順が覚えにくい

手結びにくらべて、手順がやや複雑に感じるかもしれません。

本や動画を見ながらではなく、サッと自分で着れるようになりたい、という方は手結びのほうが手順は覚えやすいです。

帯の柄づけによって難しく感じる

帯の柄がどんなふうに入っているかによって難しくなります。

正面の柄を合わせなければいけないもの(お太鼓柄)だと、手順がより難しく感じるかもしれません。

手結びだと体に巻きながらクルッとずらして柄の位置を調整できますが

改良枕だと先に柄の位置を確認してセットするか、巻きながら余りを折ってクリップでとめたりするなどする必要があります。

リンク しっかり締めにくく、ゆるみやすい

改良枕でもコツをつかんで、しっかり締めればゆるんでしまうということはありませんが、

手結びにくらべると締めにくく、特に厚みのある袋帯だとゆるみやすく感じるかもしれません。

好みの形のお太鼓に仕上げづらい

同じ名古屋帯のお太鼓結びでも、人によって好みの形があります。

帯枕を小さめのものを使ってお太鼓の山を低めにしたり、上の角を落として曲線に仕上げたりなど。

改良枕だと、やや角ばった四角いお太鼓に仕上がりがちです。

改良枕は初心者には向いているのか?

改良枕にはメリットがたくさんあります。着付け初心者は使うべきなのでしょうか。

向いていると思う点

後ろでの動作が少ないことと、先にお太鼓の形をつくっておくことができる点が魅力です。

向いていないと思う点

手結びにくらべて手順を複雑に感じるかもしれません。もしも自分の持っている帯の柄づけがお太鼓柄(体に巻く部分は正面にだけ柄があるもの)だとより難しく感じてしまうかも。

着付け教室を選ぶ際の基準にしても

もしもこれから着付けを習おうと考えている人だったら、

改良枕を使った帯の結び方が習いたいのか、手結びの方法を教えてほしいのか、

着付け教室を選ぶ際には確認しておくといいですね。

【まとめ】改良枕を使うのがおすすめな人は?

改良枕について考察しましたが

  • 体が硬い人や肩がいたい人
  • ふくよかだったり、短い帯を結びたい人
  • なるべく帯にシワをつけたくない人
  • 朝早起きするのが苦手な人
  • 自分でふくら雀などの変わり結びを結びたい人

これらにあてはまれば、改良枕を試してみてはいかがでしょうか。

📎📎📎📎📎📎📎📎📎📎
BOT