【新日本】高橋ヒロム所属最後のシングル対決! 敗れた安田優虎に託した“罰ゲーム”
【新日本】高橋ヒロム所属最後のシングル対決! 敗れた安田優虎に託した“罰ゲーム”

【新日本】高橋ヒロム所属最後のシングル対決! 敗れた安田優虎に託した“罰ゲーム”

試合後、ヒロムは安田に”罰ゲーム”を託した

2026年2月8日、エディオンアリーナ大阪。新日本プロレスのリングに「継承」と「決別」の物語が刻まれた。2月11日をもって新日本プロレスを退団し、新たな夢へと突き進む高橋ヒロム。その背中を追い続けてきたヤングライオン・安田優虎が”憧れの存在”へ直訴、シングルマッチが急遽実現した。

「夢に挑む背中」を追った安田の覚悟

事の発端は4日前の福島大会。バックステージで安田は退団を目前に控えたヒロムに対し「所属同士として残り少ない時間、シングルをやらしてください!」と思いをぶつけた。ヒロムはその熱意を真っ向から受け止め、「引き受けますよ」と快諾。

安田にとってヒロムは、プロレスラーを志した原点ともいえる存在。新天地へ向かうスターを前に、安田はSNSで「ヒロムさんが夢に挑戦する今、自分も夢に挑戦してきます!」と宣言し、この日のリングに立った。

「catch your dream」と共に降臨した“鬼”のヒロム 安田優虎は”夢”に向かってリングに立った

観衆が固唾を呑んで見守る第1試合。ヒロムはかつてのヤングライオン時代の入場曲「catch your dream」でリングへ現れた。次の舞台へ向かう自らの決意と、目の前の後輩へ「初心」を突きつけるような演出に会場は沸いた。

試合開始早々、安田は臆することなく打撃を連発する。しかし、ヒロムの壁は高くて厚い。ヒロムは重く強烈な逆水平チョップで安田を倒すと、「気持ちを出してこい!」と一喝。さらに「新日ジュニアはそんな簡単なもんじゃねえんだよ!」と鬼の形相で睨みつけ、容赦ない攻撃を畳み掛ける。安田も必死のドロップキックで反撃を試みたが、最後はヒロムのボストンクラブに捕まり、無念のギブアップ。憧れの壁を崩すには至らなかった。

かつて自身が先輩から受けた重みを再現するかのように、安田の胸元へ強烈なチョップを叩き込むヒロム 「高橋ヒロムの名を言い続けろ」残された罰ゲームと約束

試合後、ヒロムは安田に厳しくも愛のあるエールを送った。

「俺に憧れてくれて本当にありがとう。でも、まだまだだ。悔しいだろう? その気持ち、その顔だ。全部の試合で今の感情を出すんだ!」

さらにヒロムは、敗れた安田に“罰ゲーム”を宣告。

「俺は去るけれど、みんなが俺を忘れないように“高橋ヒロム”の名を言い続けろ。それから…俺が使っていた入場テーマ曲をあげるよ」

そうニヤリと笑い、若手時代に使用していたテーマ曲を安田に託してリングを後にした。

ヒロム退団の話を聞いた時、安田は新日本プロレス退団を覚悟した

バックステージで安田は膝から崩れ落ち、悔しさを滲ませた。ヒロムの退団を知り、一時は自らも去る覚悟をしたというが、今、その瞳には別の光が宿っている。

「自分に必要なことは新日本で一流になって、いつかヒロムさんを超えること。自分の夢は“憧れを超えること”です」

そこへ再び現れたヒロムは、安田の頭を掴み、「誰よりも元気よくいけ!高橋ヒロムよりも元気よくいけよ!」と最後のアドバイスを送り、立ち去った。

さらなる高みを目指すヒロムと、新日本の未来を担う安田。二人はここで別々の道を歩むことになる。だが、プロレスという物語はどこかで繋がっている。いつか将来、再び二人の歩みが交わるとき、安田はヒロムの胸に今日以上の痛みを刻めるのか。その再会の日を、ファンは静かに、そして楽しみに待っている。

記事/大楽聡詞編集/まるスポ編集部

Tags: 安田優虎 新日本プロレス 高橋ヒロム

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