トラ!トラ!トラ!
トラ!トラ!トラ!
TORA! TORA! TORA!監督:リチャード・フライシャー、枡田利雄、深作欽二音楽:ジェルー・ゴールドスミス主演:マーティン・バルサム、ジェーソン・ロバーツ、三橋達也、山村聡1970年 アメリカ・日本映画
平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・
久しぶりの戦争映画レビュー。太平洋戦争の真珠湾攻撃を日米オールキャストで描いた戦争大作。「史上最大の作戦」のダリル・F・ザナックが製作総指揮を務めた3000万ドル級大作だけあって、今見ても全く見劣りがしません。
「パールハーバー」よりずっとこっちの方が好きですね。「パール・・」はCGはすごかったけど、メロドラマが軸になっていたため、どうしても中だるみしてしまってました。
その点で本作は前半も日米の情報戦を緊張感たっぷりに描いて飽きさせず、そのテンションを持続したまま後半のクライマックスに突入するので片時も目が離せません。
CGの無い時代ですから、セットやマットペインティング、ミニチュアで苦労して撮影した跡がうかがわれます。張りぼてとはいえ、空軍基地で次々と破壊される米軍機は迫力満点でした。
日本との合作になっているので、アメリカ映画にありがちな誤解した日本感もなく、違和感なく観ることができます。当初は日本側監督に黒澤明が予定されていたそうで、実現すればもっとすごい映画になっていたかも知れません。
また、日本公開版は上映時間が12分長く、寅さんが出演していたという噂もあります。(観てみたい!)そういえば、水戸黄門が南雲中将をやってました(笑)。
音楽は巨匠ジェリー・ゴールドスミス。公開当時、サントラは発売されず、中学生の頃買ったキングレコードの2枚組コンピレーション盤「’80スクリーン・ミュージック・ライブラリー(アクション編)」に入っていたベンチャーズのカバー演奏で我慢してました。
その後もずっとサントラが出なくて、もうあきらめていましたが、まず、1997年発売のゴールドスミス自身による再録盤「パットン大戦車軍団」が発売され、この中に5曲ほどボーナス・トラックとして収録されました。ロイヤル・スコティッシュ・オーケストラによる演奏でまずますの出来でしたが、やはりオリジナルの雰囲気にはちょっと遠かったようです。
その後、2000年になって遂に奇跡のオリジナルサウンドトラックが発売されました。FMSからの発売で限定3000枚と銘打ってありますが、まだ在庫はあるはず。
メイン・タイトルの琴の音色が聴けるのは、やはりこのオリジナル盤をおいて他にありません。日本を表現した東洋的なアプローチの曲も全く違和感がなく、よくあるラーメン音楽になっていないのがスゴい。
やはり偉大な作曲家です。
・・・と、ここまでが過去記事。
今年になって、la-la-landレーベルから「大空のエース/父の戦い子の戦い」とカップリングになったCDも発売になりました。
ダウンロード版はどうやら無さそうです。
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