イナズマ1200整備日記
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目次

  • はじめに
  • 製作作業
  • 最後に
はじめに

先日、スタンドローラーを自作したところになります。が、バイクを横移動させる時、スタンドローラーはあくまでも補助的な役割に過ぎません。

minow.hatenablog.com

やはり横移動させる時にメインとなるのは、ポジションチェンジャー(バイクリフター)の方です。

そんなポジションチェンジャーは、市販品としては、主に以下のメーカー5製品ですかね。

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KOWA(興和精機):コーワセイキ KOWA 2輪用タイヤリフター posted with カエレバ ウェビック2号店 Yahooショッピング Amazon 楽天市場 購入すれば、手間も時間も掛からないですし、時間に換算すると、とても安価な商品だと思います。がどれも一長一短がありますし、月に1回くらいしか乗らないため、購入したいと思えませんでした。

ですが、バイク保管場所から移動するには、2回も人力でタイヤを少し持ち上げ滑らせ、向き変えさせていますので、有ると便利な道具であるだろうと想像していました。

 

そんなポジションチェンジャーを、今回もストックし過ぎているステンレス材料たちを有効活用しながら消費し、自分仕様にて製作してみました。

そんな、記録になります。

 

製作作業

パイプ材のストックは、長さ600mmのほぼ20Aサイズになります。

15Aサイズが欲しかったんですけど、スクラップ材を売ってくれた方の在庫が20Aサイズだったので、仕方ない事なのです。

分割ボート釣りやフラワースタンドなど色々製作し、これでようやく半分を消費しました。

何を製作しても少しゴツくなってしまいますが、20Aサイズでもソコソコ役立つサイズ感ではあります。

そんな20Aサイズのパイプを、ポジションチェンジャーのメインフレームの材料とし、製作することにしました。

そこで、イメージする設計図としてはコーワセイキさんのタイヤリフターが一番近くて、前側ローラーの配置はポジションチェンジャー、後側ローラーはバイクムーバーとしました。

 

まずはメインフレームとなる材料を置いてみます。一部フレームのパイプが有りませんが、イメージした形はこんな感じです。

90°エルボは少し重たくはなりますが、高圧用の差込み溶接タイプになります。

普通に購入すると、かなり高額になります。

 

ステンレス製 高圧差込溶接継手 エルボ(SW) 3/4インチ posted with カエレバ リングメカ Yahooショッピング Amazon 楽天市場  

スクラップ材と一緒に購入出来たことに感謝です。

 

20Aパイプは切断するのも面倒なので、そのまま長さ600mmでちょうど良いのかな?

仮固定したところで長過ぎるようなら、後に切断するだけです。

イメージが固まったところで、不足する部材を一つ切り出し、2×4木材の溶接仮固定用治具に、サドルバンドにてビス留めし、位置決めしておきました。

この時の先端の開き量は、内寸270mmにてセットしました。ひとまず点溶接してみて、開き量はあとで調整することにしました。

この先端部の開く寸法はとても重要な数値なので、事前に採寸してありました。狭すぎるとタイヤに潜り込ませられませんし、広すぎると支点部を地面から高くしないと、持ち上げられません。

採寸した結果、20Aパイプを地面にベッタリと這わせ、平行にしてタイヤを挟み込んだ時のパイプ内側寸法は、約260mmでした。

ローラーを取付け高くなる分だけクリアランスが少し必要となりますが、クリアランスを増やすには、メインフレーム先端部を開く方向に調整していくだけです。

点溶接の仮付け具合にもよりますが、20Aサイズのパイプとなると、開く方向には人力を入れやすいので、ギリギリ開かせられます。対して狭める方向となると、とても大変なんですね。

そもそもメインフレームが簡単に曲がるようでは、バイクは持ち上がりませんからね。

 

 

では寸法をキメたら、溶接作業となります。

コレ、冬の時期に我が家で頻繁に見られる溶接風景ですね。今シーズン何回目かな?

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90°エルボは高圧用の差込溶接タイプなので、汚く下手くそな仕上がりの点付け隅肉溶接にて接合出来ました😁

 

ソコソコ溶接がくっついたところで、実際にタイヤの下にセットしてみました。

溶接による熱収縮によって、先端部が狭まってしまっていたことから、少し広がるように調整しました。

先端の開き量は、片方を足で踏みつけ片方を上に持ち上げることで、曲げて調整出来ました。

 

リフターとしてちゃんと機能しそうな強度があるのか?確かめてみました。

ローラー取り付け高さを想定して2×4材を敷き、試しにテコの原理を使い持ち上げてみましたが、軽々と持ち上げることが出来ました。

このときの支点位置は、先端部から長さ200mm、足で踏みつける方の長さ400mm強でした。1対2の比率となります。

実際にはタイヤか先端から100mm位の位置に載りますので、そうなると力は約4倍となります。

リヤ側の重量を車体重量の半分として多く見積もっても100kg強ですので、テコの原理にて4倍になれば、25kg位足踏みして荷重を加えることになります。十分でしょう。

そこで、テコの支点となるローラーは、先端から150〜200mmあたりに取り付けることにしました。

支点高さはパイプ中心から20〜40mm位にセット出来るよう、ローラーの選定と取付け方法を設計することにしました。

 

ローラーは外径75mmもしくは65mmの車輪のみ購入とすると決めたら、必然的に車軸をどの高さに配置するかが決まります。

が、その取付け方がなかなか決まりません(汗)

難しいなあ〜

出来ればローラーを4つ取付けたいし、ローラーを分解出来る構造としたい。

色々と求め過ぎてますが、欲張りなので良く考えてからローラーを取付けたいと思います。

 

と、少しだけ良く考えた翌日、材料をホームセンターから調達してきました。

ステンレス8mm丸棒1m (ホームセンターで1500円前後)

 

75mmローラー 車輪のみ 400円/個を2個

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8mmワッシャー

8mm用Rピン

これら材料の組み立ては、こんな感じにします。

8mm丸棒を必要長さに切断したら、ローラーが両端から抜けないように、Rピン用の穴を開け車輪を取付けました。

この様な簡単な構造でローラーを外せるようにしました。

これをローラーをメインフレームに仮置きしてみると、ようやく形が見えてきました。

ローラー軸を取付る位置は、先端から185mmにしました。

車軸となるステンレス丸棒はメインフレームに溶接接続することにし、ローラーを取替え出来るよう外側配置としました。

 

車軸を溶接接続すると内側にローラーを分解出来なくなります。でも分解出来るような加工をするとなると、手間が増えることになります。

ということで、最後は、あ〜そこまで手間をかけるようなリフターではない!と、

ここは仕方ない、妥協することにしました。

 

車軸を溶接にて取り付ける前、位置固定しやすいよう、メインフレーム側にヤスリにて溝加工を施しました。

 

1週間後の休日、ようやく軸部を溶接固定しました。

それが、性格的な拘りから設計的遊び代が欲しくなり、軸を直接溶接するのではなく、間にパイプを入れることにしました。

8Aサイズのネジ切りステンレスパイプから切り出しました。パイプ外径にピッタリとなるよう溝をヤスリにてさらに削り仕上げました。

溶接前には、シッカリとクランプにて固定しておきます。

そしてようやく溶接作業へ

パイプ材なので先端は開口しているのですが、見た目が悪く、物にぶつけた際にキズ付けやすいため、

パイプ先端に樹脂キャップを取り付けておきました。が、これが邪魔したので、直ぐに外しました。さらにパイプ先端部の地面に擦れる側をヤスリで削りました。

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最後に後部には小振りな50mmローラーを取り付けました。

これら部品は全てボルトナットによる固定としました。

ドリル穴を開け、組み立てていくだけなのですが、バリ取りなどしながらの作業と、なるため意外と時間と手間がかかります。

後部ローラーは1輪としましたが、ボルト固定としたアングル材の向きをかえれば、2輪仕様へ簡単に変更出来るような取り付け方法になります。

 

タイヤが接触する先端部には滑り止めテープを施し、完成となりました。

滑り止めテープには、川口技研スベラーズ屋外用1m 600円程度を使用

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溶接箇所はキレイな仕上がりではありませんが、全体的にはなかなか良い仕上がりとなりました。

製作しただけでは分からないことがあるものです。実際に使い勝手を確かめてみました。

タイヤの下に差し込んでみると、先端の開き量、ローラー取付け位置と高さに問題なし!

足で踏んでみると、楽楽と持ち上げることが出来ました。強度も十分!

ローラーの外径が大きいため、少しザラザラしたコンクリート面でもスムーズに移動させることが出来ました。スタンドローラーとあわせて自作品はまずまず出来具合でした。

 

大した事ではありませんが、少し問題点も見つかりました。

・タイヤからポジションチェンジャーを抜き取る際に、先端部の樹脂キャップが呆気なく外れてしまったこと。関連して先端部は少し斜めにカットした方がいい事。もう少し気持ち先端を開かせた方がいい事。

・スタンドローラーの車高を低くし過ぎてしまい、コンクリート面に少し腹を擦ること

位かな?

後に出来る範囲で手直ししますかね。

 

最後に

敢えて穴が沢山開いたアングル材による自作品ではなく、全てステンレスパイプ材を使用したポジションチェンジャーは、多くの手間と時間を掛けながら、面倒な溶接により製作しました。

そしてコストはそこそこ掛けてしまいました。

その結果、より錆びにくい良いモノとなりました。

が、既製品を購入した方が、早くて割に合っていると思います。

一度製作したら、半永久的なモノとなりますので、コレは良しとしておこうかと・・・。

半永久的?私の体のほうが先にダメになると思われます・・・。

 

 

製作期間:土日休日2回と、平日夜の7日間

形や寸法、材料選定などの考える時間の方が長かったため、もう一度作るとした場合には、実質作業は6時間位かな?

 

後にボルト長さを、ちょうど良い長さに変更しておきました。

 

ステンレス材なので錆びませんのて、使用場所付近に放置してあります。

使いたい時にサッと使えてとても便利です。

自作したサイドスタンドローラーと併用し、とても楽に向き変えが出来るようになりました。

 

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