はらいの書き方
左払いの書き方はらいには左払いと右払いの二種類がありますが、それぞれ二折法と三折法の書き方があります。
三折法の左払い- 起筆左下へ動くことを意識して筆を下ろす
- 送筆ゆっくりと左下へカーブを描きながら書く。字によって太さはあまり変わらないものから収筆に向かって線が細くなるものがある
- 収筆そのまま徐々に筆を抜いていく(サッと素早くはらわない)字によってはやや左上がりになるものもある
コツは筆先が紙から離れたら終わりではなく、そのまま紙の上でしばらく進み続けるつもりで書くことです。
三折法の左払いの具体例 「布」の一画目 「友」の二画目 「左」の二画目 二折法の左払い二折法の左払いでは、直線的に左下へ真っすぐに線を引きます。短く、早めに払うことがポイントです。
二折法の左払いの具体例 「前」の二画目 「豆」の六画目 「影」の後ろ三画 右払いの書き方三折法の右払いは筆法の中でも特に書き方が難しいものです。
三折法の右払い 右払い- 起筆あまり力を入れずに柔らかく筆を下ろす。筆先の向きは45度か真横のどちらか
- 送筆右斜め下まで筆を動かし、収筆の部分で一度止まる(このとき筆は紙から離さない)
- 収筆筆で紙を押すように力を入れて筆を広げたら、ゆっくりと右方向へ進みながら筆を引き抜いていく
ポイントは、最後にはらう時に右上がりにはらいすぎないようにしましょう。勢いをつけて右にはらうのではなく、力を抜きながら筆を横に動かしていくという感覚です。ただし、辶のように例外的に斜め上向きにはらうものもあります。
左払いの時と同様に筆が紙から離れてもそのまま進み続けるつもりで書きましょう。とにかく、ゆっくり書くことが大切です。
二折法の右払い二折法の右払いは瓜子(かし)といいます。瓜子とは中国語でカボチャやヒマワリなどの種を意味する言葉です。二折法の右払いはまさに瓜子のような形をしています。例を挙げると、「木」の四画目や「金」の二画目の右払いは三折法の磔です。これらの漢字が部首になってそれぞれ木偏・金偏になると、右払いは二折法になります。
左払い・右払いのように線を徐々に太くしていく書き方は筆でなければ表現できないものですので、ぜひ練習してみてください。
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