消えたはずの爆買い中国人が《モンベル》に大量発生…アークテリクスを買えなくなった「切実な事情」
消えたはずの爆買い中国人が《モンベル》に大量発生…アークテリクスを買えなくなった「切実な事情」

消えたはずの爆買い中国人が《モンベル》に大量発生…アークテリクスを買えなくなった「切実な事情」

2025.10.25
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消えたはずの爆買い中国人が《モンベル》に大量発生…アークテリクスを買えなくなった「切実な事情」

高口 康太

ジャーナリスト

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中国人が日本のモンベルで「爆買い」していると話題だ。

X(旧ツイッター)では「客の半数が中国人」などの書き込みが並び、実際、店舗ではスマホを片手に商品を漁り、“ユルい転売”にいそしむ中国人客の姿が目につく。

前編記事〈なぜモンベルはいつ行っても中国人客ばかりなのか…店舗で目撃した「ユルい転売の実態」〉では、中国経済に精通するジャーナリスト・高口康太氏が実際に現場を訪れ、詳細をリポートしている。

特定のブランド、特定の商品だけがバカ売れする、いわゆる爆買いが沈静化して久しい。

にもかかわらずなぜ、今、モンベルで爆買いが起きているのか?

引き続き、高口氏が解説する。

【2回目/全2回】

中国ではアウトドア系が人気

「2024年上半期にモンベルはアークテリクスを倒し、上海中産層の新たなマストアイテムになった」(「“始祖鳥平替”在北上広火了?」『中国新聞週刊』2024年10月30日)

中国メディアの報道を見ると、中国でのモンベル人気は2024年前半に火が着き、後半にはメディアでも取りあげられるほどの盛り上がりとなっていた。コロナ禍で一時期減少していた日本旅行の回復とも重なったこともあり、「日本旅行に行ったら、最低2着は買いたいブランド」などと紹介されている。

モンベル店舗/編集部撮影この記事の全ての写真を見る(全3枚)-AD-

これまで「中産三宝」(中産階層の三種の神器)と言われていたのがアークテリクス、ルルレモン、サロモンだ。

アウトドアやスポーツ系統のブランドが人気なのだ。俗に「マラソンサイクル」と言われるが、一人当たりGDPが5000ドルを突破すると、その国ではマラソンやアウトドアの人気が高まり、スポーツ消費が急成長するとの経験則がある。

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