【カメラ・動画撮影】ホワイトバランス(WB)とは何か?AWBとAWBW(ホワイト優先)の違いと重要性
【カメラ・動画撮影】ホワイトバランス(WB)とは何か?AWBとAWBW(ホワイト優先)の違いと重要性

【カメラ・動画撮影】ホワイトバランス(WB)とは何か?AWBとAWBW(ホワイト優先)の違いと重要性

カメラや動画の撮影をするときに必ず耳にする言葉の一つに「ホワイトバランス」があります。

ここでは、ホワイトバランスとは何か?について解説しています。

目次
  1. ホワイトバランスとは何か?
  2. ホワイトバランス設定の重要性(メリット)
    1. 自然な色を表現できる
    2. ムードや雰囲気を出せる
    3. 編集の手間を減らす
  3. ホワイトバランスの設定方法
    1. オートホワイトバランス(AWB)を利用する
    2. プリセットから選ぶ
    3. マニュアルでホワイトバランスを設定する
    4. 色温度(ケルビン値)を設定する
  4. AWBとAWB(W)の違いは何か?
    1. AWB(Auto White Balance)
    2. AWBW(Auto White Balance with White Priority)
  5. まとめ

ホワイトバランスとは何か?

ホワイトバランス(White Balance)とは、撮影時に画像の色温度を調整して、白いものが白く見えるようにする機能です。省略して「WB」と表示します。

異なる光源(太陽光、蛍光灯、白熱灯など)は異なる色温度を持っているため、ホワイトバランスの調整をしないと、実際の色とは違った色になることがあります。

より実際に近いリアルな写真や動画の色合いにするために、ホワイトバランスを調整することで色が自然に見得るように設定します。

ホワイトバランス設定の重要性(メリット)

ホワイトバランスは撮影したものを自然な色で表現するためにとても重要であることがわかっていただけたと思います。

ただ、常に正確な色を表現することが正解というわけではなく、ムードや雰囲気を出すためにすこし温かい色味にするといったこともあります。

ホワイトバランスを調整するメリットは以下になります。

自然な色を表現できる

適切なホワイトバランスを設定することで、写真の色が現実に近いものとなり、見た目が自然になります。

ムードや雰囲気を出せる

ホワイトバランスの調整により、シーンのムードや雰囲気を変えることができます。

暖かい光源は温かみのある感じを、寒い光源はクールな感じを与えます。

編集の手間を減らす

ホワイトバランスの調整は写真や動画撮影後の編集段階でも可能です。

ですが、撮影する時点で正しいホワイトバランスで撮影することで、編集時の色補正の手間を減らすことができます。

ホワイトバランスの設定方法

ホワイトバランスの設定方法はカメラや機種によって大きく変化することがなく比較的似ています。

オートホワイトバランス(AWB)を利用する

一番簡単なのはオートホワイトバランス(AWB)を利用することです。

AWBにすると、カメラが自動的にシーンの光源を検出し、最適なホワイトバランスを設定します。

ほとんどのシチュエーションで便利ですが、極端な照明条件では誤作動することがあります。

Point

通常はAWBで問題ありません。AWBで設定したときに、色味がおかしい場合は手動で設定を行います。

プリセットから選ぶ

多くのカメラには撮影シーンに合わせたホワイトバランスがデフォルトで登録されています。

どんな光源の元で撮影しているかを選びます。例えば、「太陽光」「曇り」「白熱灯」「蛍光灯」「フラッシュ」などがあります。。撮影環境に応じて手動で設定することで、より正確な色を再現することができます。

Canon EOS R6の場合は以下になります。

https://cam.start.canon/ja/C004/manual/html/UG-03_Shooting-1_0110.html

マニュアルでホワイトバランスを設定する

特殊な光源や正確な色再現が求められる場合には、白い紙やグレーカードを使ってカスタムホワイトバランスを設定します。

よくテレビ局などプロの撮影現場で最初に行われる作業です。

Canonの場合は以下のように設定します。

マニュアルでWBを設定する方法(Canon EOS R6)
  1. 白いし被写体を撮影する(WBの設定はどれでもいい)
  2. 「MWB画像選択」で、撮影した白い画像を取り込む。

3. 「ホワイトバランス」→「マニュアルWB」を選択する

(参考)Canon EOS R6 ホワイトバランス

色温度(ケルビン値)を設定する

光源の色温度がわかっている場合は、手動で色温度を選択することもできます。

例えば、EOS R6の場合は「ホワイトバランス → 色温度」を選択し、ダイヤルで調整します。※調整範囲は2500~10000K(100Kステップ)

 ↓ ホワイトバランスを選択

「K(色温度)」を選択して、ダイヤルでケルビン値を調整する。

AWBとAWB(W)の違いは何か?

カメラによっては自動でWBを調整してくれるオートホワイトバランスに「AWB(Auto White Balance)」と「AWBW(Auto White Balance with White Priority)」の2種類がある場合があります。

簡単に言うとAWB Wは「より白く見せる(ホワイト優先)」です。AWBWにすることで、白い物体が黄色みや青みがかることがなく、純粋な白として見えるように調整できます。

AWBとAWBWの重要な違は以下のとおりです。

AWB(Auto White Balance)

AWBは、カメラが自動的にシーンの光源を検出し、最適なホワイトバランスを設定する機能です。AWBは多くのシーンで適切に機能し、異なる色温度の光源に対応することができます。

  • 自動調整: カメラがシーンの光源を分析して自動的にホワイトバランスを調整します。
  • 汎用性: 様々な撮影状況で使用でき、特別な設定が不要です。
  • 自然な色再現: 一般的に自然な色再現を提供しますが、特定の光源(特に人工的な光源)では色が若干不自然になることがあります。

AWBのポイント
  • 一般的なシーンで自然な色再現をする
  • 屋外や一般的な室内照明下での撮影
  • 光源に応じた調整で自然な色再現が可能

AWBW(Auto White Balance with White Priority)

AWBWは、AWBの一種で、特に白いものをより白く見せることを重視したホワイトバランス設定です。これにより、白い物体が黄色や青みがかかることなく、より純粋な白色に見えるように調整されます。

  • 白優先: 白いものが正確に白く見えるように調整されます。特に人工光源下で効果的です。
  • 色キャストの補正: AWBでは白い物体が黄色や青に見えることがありますが、AWBWではそれを補正します。
  • 使用場面: 室内撮影や白が重要なシーン(例:製品写真やポートレート)での使用に適しています。
AWBWのポイント
  • 白い物体を正確に白く見せることに重点を置いている
  • 人工光源下や、白が重要なシーンでの撮影で有効
  • 白を正確に白く表示し、色キャストを減少する

まとめ

カメラのホワイトバランスは、撮影環境の光源に応じて色温度を調整し、自然な色を再現したり、ムードや雰囲気をだすための重要な機能です。

撮影の段階でホワイトバランスを調整しておくことで、撮影後の編集作業を減らし、よりリアルで魅力的な画像を撮影することができます。

撮影時はとりあえずAWBまたはAWBWに設定しておき、色が明らかにおかしいようならプリセットや色温度を指定することで調整します。

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