口内炎で頭痛が起こる原因と対処法
スポンサードリンク口内炎の痛みは、食事の際も支障がでてとてもつらいものですが、口内炎の中でも頭痛を伴う種類のものもあり、つらい症状が長引く場合は、医療機関を受診し治療薬を処方してもらったり、偏った食事内容の改善や、十分な睡眠をとったりするなど生活習慣の見直しをおこなう必要もあります。
ここでは、口内炎の頭痛の原因となる2つの病気を例にとって、どうして頭痛が起こってしまうのかや、どのように対処すべきなのかをまとめていきます。
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目次
- 1 急性壊死性潰瘍性歯肉炎の場合
- 2 ヘルペス性口内炎の場合
- 3 まとめ
急性壊死性潰瘍性歯肉炎の場合
以前は報告者の名前から「ワンサン潰瘍性口内炎」という呼び方をされていました。急激に発症することや、潰瘍の形成、歯肉の壊死、強い口臭などの症状が現れることから、急性壊死性潰瘍性歯肉炎・歯周炎と呼ばれるようになりました。
症状は、歯肉に痛みが現れ、赤く腫れてきてから1~2日で歯肉が破壊され、潰瘍ができます。病変は、歯間乳頭と歯の縁の歯肉に限られ、歯間乳頭が陥没することにより歯と歯の間にすきまができてしまいます。
重症化すると歯槽粘膜、扁桃へと広がると発熱や頭痛、リンパ節の腫れ、倦怠感などの症状が現れます。急性期には、鎮痛剤や抗生剤を服用し、状態が落ち着いてから歯周治療をおこないます。
はっきりとした原因は不明ですが、歯垢や喫煙、栄養障害、ストレスなどが関係しているのではといわれています。
ちなみに「歯垢(プラーク)」とは、歯の表面に形成される、バクテリアの堆積物です。唾液や食べ物などが合わさり、歯の表面や、歯ぐきのきわなどに歯垢が堆積していきます。
歯周病になりやすい人は、歯磨きやデンタルフロスをこまめにおこなうだけでなく、定期的に歯科医により専用の器具で、歯垢や歯石の除去をしてもらいましょう。
喫煙をしている人は歯周病になりやすいというデータもあります。ストレスが加わると、唾液の分泌がうまくおこなわれなくなり、虫歯や歯周病になりやくい口腔環境になってしまいます。食事内容も含めた生活習慣の見直しが大切です。
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ヘルペス性口内炎の場合
口内炎の中でも強い痛みがあり、唇や舌など口腔内が赤く腫れるだけでなく、重症化すると発熱により頭痛が起こることがあります。
原因は、単純ヘルペスウイルスに感染することにより発症します。もともとウイルスを持っている人が使用した食器やタオルなどでも感染し、小さな子供に親が食べ物を噛み砕いて与えても感染します。
感染からの潜伏期間は、2~12日で、口腔内の痛みや歯肉の炎症、高熱やリンパの腫れなどの症状が現れます。口腔内の粘膜にできた水ぶくれが破裂すると潰瘍になりより痛みが強くなります。
生後6ヶ月以降の乳幼児がかかりやすい口内炎ですが、大人がかかると、より重症化する傾向があります。治療は対処療法の解熱剤や鎮痛剤の服用をおこないます。
抗ヘルペスウイルス剤のバルドレックスやゾビラックスなどの薬剤の使用も可能なので、つらい症状が長引く場合は医師に相談してみましょう。
10日程度で口内炎は治りますが、発熱や頭痛がある期間は、脱水症状にも注意し、こまめに水分補給をするようにしましょう。
まとめ
鉄欠乏性貧血などの持病があると、口内炎が発症しやすいといわれています。貧血の症状として、動悸やめまいなどのほか、頭痛も起こりやすくなります。
また、普段から偏頭痛などを起こしやすい人も、口内炎による神経の刺激が頭痛を引き起こす原因につながってしまう場合もあります。
持病がある人は積極的な治療をおこない、日常の生活の中で、口腔内の清潔を保つのと同時に、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が摂取できるようなバランスのとれた食生活を送ることが大切です。
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