【表千家】「抱清棚(ほうせいだな)」のお点前・飾り|画像付き解説
【表千家】「抱清棚(ほうせいだな)」のお点前・飾り|画像付き解説

【表千家】「抱清棚(ほうせいだな)」のお点前・飾り|画像付き解説

『mame-sadou.com』にようこそ、表千家流の茶道講師・やましたです!

表千家・抱清棚ほうせいだなのお点前・飾りについて、画像付きで解説した記事です。

抱清棚で行うことができる「芝点」のお点前、合う道具についてもあわせて説明。抱清棚の薄茶点前の動画も載せています。

茶道初心者の方の予習・復習用に作成しました。この記事が、表千家流で茶道をお稽古するみなさまの、お役に立てば嬉しいです!

では早速見ていきましょう

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  1. 抱清棚のお点前
    1. 初飾りの飾り方・崩し方
        1. 飾り方
        2. 崩し方
  2. 二飾りの飾り方・崩し方
      1. 飾り方
      2. 崩し方
  • 「芝点(しばだて)」のお点前
        1. お点前の最初・中板を敷く
        2. お点前の終わり・中板を棚に戻す
  • 総飾り
  • 抱清棚のお点前の動画
  • 抱清棚に合う道具
  • まとめ
  • 抱清棚のお点前

    抱清棚のお点前のポイントは、多くの棚と同様に飾り方・崩し方と、「芝点」というお点前ができるというところです

    抱清棚は基本的には炉の時期に使います

    ですので、ここでは、抱清棚の基本の炉の薄茶点前の飾り方・飾りの崩し方を説明していきます

    その他の部分は、他のお点前と同じです。他のお点前と共通の部分については下の記事で解説しています!

    あわせて読みたい 【表千家】炉の運びの薄茶点前|手順を画像付きで解説表千家の炉の運びの薄茶点前の手順について、表千家流の茶道講師が解説した記事です。茶道初心者の方の予習・復習に役立てばと作成しました。すべてのお点前の基本となるお運びのお点前の、画像付き解説です。mame-sadou.com2020.05.17

    抱清棚の飾りは二飾りまであります

    ・初飾り(画像左):

    【中板】薄茶器

    ・二飾り(画像右):

    【中板】薄茶器 【釘】柄杓 【畳】蓋置

    二飾りでは釘を使い、他の棚にない独特な飾り方になります

    抱清棚は地板がない棚なので、水指は最初から飾っておくのではなく、運び出す形です

    (※地板がない棚では、水指は運び出す形となります)

    初飾りの飾り方・崩し方 飾り方

    水指の蓋を閉めるところまでは普段のお点前と同じです

    柄杓・蓋置を仮置きする

    水指の蓋を閉めると、柄杓を右手で取り自然に左手で節を裏から持ち、建水に合を落として掛けます

    それから蓋置を右手で取り左手に乗せ、棚の前に向き直り、左手で建水下に滑り込ませます

    薄茶器を飾る

    お茶碗を左手で取り、右手で仮置きします

    それから薄茶器を一手で中板の中央に飾り、初飾りの完成です

    道具を持って帰る

    そして柄杓を左手で取り右手で正面に持ち直し、蓋置を左手で取りこれも右手に持たせ、左手で建水を持ち、水屋に帰り、以後片付けていきます

    崩し方

    お点前のはじめに水指を運び出した後に、お茶碗を持ち出します

    その時持ち出したお茶碗を左手で仮置きし、中板の薄茶器を一手で棚前少し右に置きます

    そして仮置きしていたお茶碗を左手で取り、右手を添えて持ち直してから左手で、薄茶器に置き合わせます

    それから建水を持ち出して、以降は一般的な薄茶点前と同じです

    二飾りの飾り方・崩し方 飾り方

    水指の蓋を閉めるところまでは普段のお点前と一緒です

    柄杓は飾りますが湯返しはしません

    ①柄杓を釘に掛ける

    水指の蓋を閉めると、柄杓を右手で取り膝まで持ってくると、自然に左手が皮の方から節の上を持ちます

    柄杓は竹で作られていますが、正面は皮の方になっていて、反対側は竹の身の方となっています

    右手を離し左手で、柄杓を立てた状態を保ったまま釘に掛けにいきます

    柄杓は合が壁側を向いた状態で移動していき、お茶碗の左側を通します

    ②蓋置を飾る

    柄杓を飾ると、蓋置を右手でとり左手に乗せ、棚の方に向き直り、蓋置を右手で上から持ち直し、柄杓の柄の先の畳の上に飾ります

    ③薄茶器を飾る

    お茶碗を左手で取り、右手で仮置きします

    薄茶器を一手で中板の中央に飾ります

    ④道具を持って帰る

    柄杓・蓋置・薄茶器を飾り終えると、普通のお点前同様、建水から順に水屋に持って帰ります

    抱清棚は地板がない棚なので、水指まで持って帰ります

    崩し方

    ①薄茶器を下ろす

    お点前のはじめに水指を運び出した後に、お茶碗を持ち出します

    その時持ち出したお茶碗を左手で仮置きし、中板の薄茶器を一手で棚前少し右に置きます

    そして仮置きしていたお茶碗を左手で取り、右手を添えて持ち直してから左手で、薄茶器に置き合わせます

    ②蓋置を崩す

    それから建水を持ち出して、棚の正面に座ります

    蓋置を右手で取り、左手に乗せて居前に向き直り、右手で炉の脇・いつもの位置に置きます

    ③柄杓を蓋置に掛ける

    柄杓の節のすぐ上あたりを、左手で皮の方から持ち、そのまま立てた状態で膝まで持ってくると

    自然な形で右手で持ち、蓋置に掛けます

    そして最初の礼をして、以降は一般的な薄茶点前と同じです

    「芝点(しばだて)」のお点前

    抱清棚の薄茶点前では、中板を取り外すことができ、これを使って「芝点しばだてというお点前ができます

    「芝点」は、いつも薄茶器と茶筅を置く場所に、中板を敷くお点前になります。つまり、敷いた中板の上に、薄茶器と茶筅を置くことになります

    屋外でお茶を点てる時の様子を再現するような、風情あるお点前です

    屋外では、直接下に薄茶器・茶筅を置くのは清潔でないため、中板を敷くということです

    お点前の最初・中板を敷く

    お点前の最初に道具を運び出して、蓋置を置き、柄杓を引いて礼をしたら、すぐに中板を取り出します

    このタイミングがポイントです

    取り出し方は、中板の正面・右から3分の1のところを、右手が親指が上の状態で持ち、膝まで持ってきます

    棚から取り出す時は、そのまま水平だと取り出しにくいので、板の左側を上げて傾けて出してくるのがポイントです

    中板が膝にくると、横長の長方形になっているので、「左手が左辺の真ん中⇨右手が右辺の真ん中」と持ち

    いつも薄茶器・茶筅を置くところ(炉縁の角と棚の角を結ぶ線上)に両手で置きます

    それからいつも通り居住まいを直して、お点前を始めます

    お点前の終わり・中板を棚に戻す

    お点前の終わり・水指の蓋を閉めた後、中板を棚に戻します(拝見を乞われたら、その挨拶受けた後)

    手順は中板を出してきた時の逆になります

    両手で中板を持ち上げ膝まで持ってきて、右手が手前の辺の右から3分の1を持ち、棚に戻します

    棚に戻す時も、左が上がるように傾けるのがポイントです

    総飾り

    抱清棚では、「総飾り」も可能です

    総飾りのお点前については、下の記事に詳しく書いていますので、ご覧ください

    関連記事 【表千家】総飾りのお点前の手順|画像付き解説表千家・総飾りのお点前の手順について、茶道講師が画像付きで解説した記事です。総飾りとは何か、お点前可能な棚についてもまとめています。茶道のお稽古の予習・復習用に、お役にたてば嬉しいです。mame-sadou.com2020.03.21

    抱清棚のお点前の動画

    表千家流の茶道講師が点ててみた【炉の薄茶点前・抱清棚】

    初飾りを崩して二飾りを飾り残す形です。よろしければご参考にご覧ください!

    抱清棚に合う道具

    抱清棚では、畳の上に蓋置を飾るため、蓋置は竹の蓋置が最も似合います

    また、素朴な棚なので、水指は土ものであったり、素朴な道具がよく合います

    まとめ

    ということで、抱清棚についてまとめますと

    ・二飾りまであり、二飾りでは釘に柄杓を掛ける

    ・中板を取り出す「芝点しばだてというお点前ができる

    ・竹の蓋置や土ものの水指といった、素朴な道具が似合う

    柄杓を釘にかけたり、「芝点」のお点前ができたり、他の棚にはない特徴があり、お稽古をしていて楽しい棚です

    この記事が、抱清棚のお点前について調べている方の、少しでもお役に立ったならば嬉しいです

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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