ワゴンR MH34S、アイドリングストップランプ点灯の意外な原因は?
ワゴンR MH34S、アイドリングストップランプ点灯の意外な原因は?

ワゴンR MH34S、アイドリングストップランプ点灯の意外な原因は?

ワゴンRのMH34Sです。

アイドリングストップランプ点灯ということで入庫。

他のメーカーもよくあるこの手の故障。

アイドリングストップランプが点灯したとか点滅したなどなど。

原因として一番多いのは、アイドリングストップ用バッテリーの劣化。

GS YUASA ジーエスユアサ 国産車バッテリー ECO.R Revolution アイドリングストップ車対応 ER-M-42/55B20L

アイドリングストップって、まずはバッテリー健康ありきが重要です。

コンピューターがエンジン始動時のバッテリー電圧を常にモニターしています。

11.4V以下など車側で決めた設定を下回った時、それが何回か続いたときにランプを点灯させるようになっています。

そしてその状態ではアイドリングストップが機能しません。

このワゴンRももちろんそこからだろうなと、診断機を当ててみると、なんかいつもと違う。

エネチャージ用リチウムイオンバッテリーの不良となっていました。

疑わしくて、見てみたら納得。

座席下がひどく汚れていました。

これはもしやと、オーナーに聞いてみたところ納得。

この車両は台風被害で冠水したとのことです。エネチャージ用リチウムイオンバッテリーも例外なく水に浸かってしまった。

こうなってくると、もちろんバッテリーは駄目だろうけど、ハーネスやその他部位も非常に心配です。そもそも全部交換しないと直らないんじゃないか。

基本的に冠水被害にあった車両は、水に浸かった部位は全て交換が大原則。その時は復活したとしても長い目で見ると原因不明のトラブルを引き起こしたりするからです。

エネチャージ用バッテリーの新品価格は114000円。

なんといいお値段。

この時点でオーナーに相談しました。オーナーは最低限の費用で車検に通すようにしてほしいということ。

オーナーの意思を尊重して、中古のリチウムイオンバッテリーを取り寄せることに。

これで警告灯が消えれば、とりあえずは使える。ただどこまで持つかは不明です。

結果は無事に警告灯は消えました。良かった。

エネチャージ用バッテリーの取り外しはこちらがマニュアルです。

終わった後は専門業者に引き上げてもらわないといけません。

カプラーもかなり心配ですけど、とりあえずオーナーの意思通りにしました。

中古のバッテリーは18000円。新品で交換することを考えるとお値打ちです。

冠水したとはいえ、そのほかの部分は特に異常なく使えているので、これでいいのかなと。

そもそもオーナーはアイドリングストップ機能自体いらないということなので。

MHO

ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。

働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。

以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。

現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。

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