ドラマライターが厳選…2025年ドラマ、最高だった主題歌5選。名シーンがよみがえる…忘れられない名曲をセレクト
ドラマライターが厳選…2025年ドラマ、最高だった主題歌5選。名シーンがよみがえる…忘れられない名曲をセレクト

ドラマライターが厳選…2025年ドラマ、最高だった主題歌5選。名シーンがよみがえる…忘れられない名曲をセレクト

2025年ドラマ、最高だった主題歌5選【Getty Images】

2025年春ドラマは、物語と主題歌の親和性がきわめて高い作品が多かった。昭和の新婚ラブコメから社会派サスペンス、青春ドラマ、ミステリー、さらには多様性を描いたホームコメディまで──それぞれの世界観に寄り添い、時に登場人物の心情そのものを代弁した“聴けば場面が蘇る曲”を一挙に紹介する。(文・古澤椋子)[1/5ページ] ——————————

復讐と母性が揺れる心を映す、痛みを引き受ける一曲

back number「ブルーアンバー」(『あなたを奪ったその日から』 カンテレ・フジテレビ系)

北川景子【Getty Images】

脚本:池田奈津子 演出:松木創、淵上正人、本間利幸、大﨑翔 出演:北川景子、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平(Snow Man)、水澤紳吾、原日出子、鶴田真由、中原丈雄、筒井道隆、大森南朋

【作品内容】

『あなたを奪ったその日から』は、食品事故で実の娘を亡くしたこときっかけに事故を起こした会社の社長への復讐に燃える女性が、社長の娘を誘拐してしまう物語。

 主演は、北川景子が務めた。

 実の娘のために企てた復讐心と誘拐した娘に芽生えてしまう親心の間で揺れる切なく苦しい展開が繰り広げられた。

【注目ポイント】

 主題歌となったback numberの「ブルーアンバー」は、各話で追い詰められたり、悲しみに暮れたりする主人公・中越紘海(北川景子)の思いを代弁するように、かかることが多かった。

 紘海が顔をゆがめて、自身の葛藤と向き合う場面に、アコースティックギターによる切ないイントロが重なることで、独特の悲哀を醸成していたように思う。

 また、歌詞からは紘海が人知れず涙を流しながら、一人で悲しみと戦っている様子が感じ取れる。

 サビの「悲しいのは一人で充分だからと/これ以上醜くなりたくないのと」は、復讐心に支配された自分の醜さを自覚しながらも、辛く悲しい過去を超えるために行動している紘海を端的に表現している言葉だろう。

「ブルーアンバー」は、ドラマのために書き下ろされた楽曲だ。

 作詞・作曲した清水依与吏が、紘海の心境に寄り添ったことが伝わってくる。

 この楽曲で描かれた悲しみの果てにドラマの結末があると思うと、また別の趣が感じられる楽曲だ。

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