175センチ145キロの小兵力士・宇良がロンドンで大人気!…無差別級の「SUMO」が新鮮に
175センチ145キロの小兵力士・宇良がロンドンで大人気!…無差別級の「SUMO」が新鮮に 2025年10月17日 22時48分スポーツ報知【ロンドン16日=大西 健太】大相撲のロンドン公演2日目、幕内・宇良(33)=木瀬=が、鮮やかなかいなひねりで同・藤ノ川(20)=伊勢ノ海=を下した。取組後には、会場の飲食店員にビールを振る舞われ、勝利の美酒を味わう一幕もあった。英国でも注目を浴びる業師。人気の理由を大相撲担当者が「見た」。公演は19日まで行われ、5日間の成績で優勝を争う。
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喉を鳴らしながら、勝利の美酒を味わった。宇良は鮮やかなかいなひねりで藤ノ川を下し、場内を沸かせた後、業師に気付いたロイヤル・アルバート・ホールの飲食店員からプラスチックカップに入ったビールを差し出された。戸惑いながらも口をつけ、ゴクリ。「最高ですね! おいしい! ありがたいです」と満面に笑みを浮かべた。
英国でも絶大な人気を誇り、幕内土俵入りでは一番の声援が向けられる。幕内・玉鷲(40)=片男波=も「宇良がすごい人気」と驚いた様子だ。宇良は「『ウラ!』と言いやすかったのかな」と分析したが、もう一つ理由があった。
身長175センチ、体重145キロの宇良と同様に、体の大きくない力士への声援が大きい。初日(15日)には、幕内最軽量115キロの翠富士(29)=伊勢ケ浜=の一番が注目として紹介された。現地のファンに聞くと「体重の階級がないところが面白い」「豊昇龍は体が大きくないが、強いところが好き」と返ってきた。無差別級の「SUMO」が新鮮に映っているようだ。
178センチ、122キロの幕内・朝紅龍(27)=高砂=は「小さい人が大きい人に勝つのは本当の醍醐(だいご)味」。小さな巨人たちがロンドンの土俵をさらに盛り上げる。
公演2日目(16日)を前に、幕内・伯桜鵬(22)=伊勢ケ浜=と藤ノ川(20)=伊勢ノ海=が、サッカープレミアリーグの名門、チェルシーの本拠「スタンフォード・ブリッジ」のスタジアムツアーに参加した。目を輝かせて見学する2人の前に、外国人の親子がキャリーケースを持って、階段手前で立ち止まっていた。すぐに気がついた伯桜鵬は、母親のキャリーケースに手を掛け、階段を駆け上がった。親子は「サンクス」と感激した様子。「これ(伯桜鵬の行動)は記事にしなくていいですからね」と冷やかしを入れた藤ノ川も、子どもの荷物運搬した。期待の若手コンビが、英国で「お相撲さんは気が優しくて、力持ち」を実践して見せた。
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