まるで血の海…イランの島で海が真っ赤に染まる衝撃映像、原因は豪雨だった
Shutterstock ※画像はイメージです
崖から流れ落ちる真っ赤な水が、海を赤く染める——そんな衝撃的な光景を捉えた動画が話題となっている。まるで「血の海」のような衝撃的な映像だが、この現象にはこの島特有の地質学的理由が関わっているという。英ガーディアンなどが取り上げた。
豪雨が生み出す赤い海
動画が撮影されたのは、イラン南部ペルシャ湾に浮かぶホルムズ島だ。イランの首都テヘランから南におよそ1,080kmに位置する島である。
ホルムズ島は多様な鉱物と色鮮やかな土壌を持つことで知られ、別名「虹の島」とも呼ばれている。この島でも特に有名なのが、酸化鉄を主成分とする赤土のゲラックだ。鮮やかな赤色のゲラックは古くから着色料や化粧品の原料として重宝されており、現在も貴重な資源として輸出されている。地元では魚料理のソースにも利用されているというから驚きだ。
今年12月中旬、この地域を激しい雨が襲った。この雨が島を覆う赤土を削り取り、大量の泥水が海へと流れ込んだ。その結果、海が絵具を溶かしたような深い赤色に変貌し、波打ち際が赤く染まるという、幻想的な光景が作り出されたのである。
この驚きの光景がSNSに投稿されると、動画にはたちまち多数のいいねが付き、「信じられない」「なんて美しいんだろう」とのコメントが並んだ。中には「聖書で語られる終末の光景みたいだ」との声もあった。
虹の島と環境問題
ホルムズ島は実に色鮮やかな島だ。SNSでたびたび話題になる赤い海はもちろん、様々な色が虹のように重なった岩壁なども撮影スポットとしても人気で、主に欧米から多くの観光客を集めている。
しかしながら近年、赤い海には深刻な環境問題が潜んでいると指摘され始めている。地元住民や環境活動家からは、異常気象によって島の貴重な土壌が過剰に侵食されていると懸念する声が出ている。また、鉱物を含む土壌が一度に大量に海に流れることで、海洋生態系へ重大な影響を与える可能性も指摘されている。
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【動画】ホルムズ島の赤い海
@dailymail A shocking scene unfolded in the Middle East when the waters of the Persian Gulf turned red, just as biblical prophecies of Judgment Day had foretold. Videos from Iran's Hormuz Island on Tuesday captured the moment when pouring rain along the coast turned a deep reddish hue, flowing over cliffs, flooding into the ocean. #news #world #wild #bible ♬ original sound - Daily Mail---fadeinPager---
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