戻ってこないと思っていた5700億円がなんと一括で返ってきた!「アンチ財務省」高市政権が終止符を打った「自賠責特会ネコババ」問題の深層
2025.12.26- #高市早苗
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財務省にお茶を濁されてきた
自動車ユーザーが加入する自動車損害賠償責任保険(自賠責)の運用益を管理する「自動車安全特別会計」(自賠責特会)から一般会計に貸し付けられていた5700億円超が一気に繰り戻されることになった。
財務省(当時は大蔵省)が約30年前、平成バブル崩壊後の大幅な税収減を穴埋めする目的で、この特会の資金を「拝借」したのが始まりだが、これまではいつまでに「完済」するのか、時期さえ示されていなかった。
このため、自動車・損害保険業界関係者らの間では「ネコババされるのではないか」と懸念する声さえ出ていた。特会を管理する国土交通省は再三、一括繰り戻しを求めてきたが、霞が関で「格上」の財務省に歯が立たず、財政逼迫などを理由に毎年度少額の繰り戻しでお茶を濁されてきた。
ところが、アンチ財務省の高市早苗政権になって一転、長年の要望が瓢箪から駒のごとく実現。業界も国交省も「歴史的な出来事」などと沸き立っている。
photo by gettyimaegsこの記事の全ての写真を見る(全1枚)-AD-一括繰り戻しは、高市政権が11月に閣議決定した総合経済対策に唐突に盛り込まれた。毎年のように永田町で陳情活動を続けてきた自動車総連幹部は「今回、特別な働きかけをしたという意識はない。まさに青天の霹靂だ」と驚きを隠せない様子だった。
実際、自動車総連は経済対策が決定される直前まで、「毎年の繰り戻し額を最大限増額するとともに、全額繰り戻しに向けた道筋を明確にしてほしい」などと控えめな要求をしたためた陳情書に、有識者の署名を集める活動に奔走していた。
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