中華アンプ Lepy LP-V3Sのコンデンサを交換して音質向上
中華アンプ Lepy LP-V3Sのコンデンサを交換して音質向上

中華アンプ Lepy LP-V3Sのコンデンサを交換して音質向上

中華アンプ Lepy LP-V3Sのコンデンサを交換して音質向上 ▼ 2021-02-08 (Mon) 15:45 ✎

中華製では割とメジャーなアナログアンプ Lepy LP-V3S の定番改造をやってみました。 以下内容を試してみる方は「自己責任」にてお願いいたします。

このアンプは購入して1年ちょっと経っていて、当時ACアダプタ付きで2,880円でした。 最初に届いたものは片側chに音割れがあって交換してもらいました(中華アンプあるあるなので買ったときはなるべく早く動作確認しましょう)

Lepy LP-V3S

BOSE社パワーICではないと思います(昔からある広告文句です)

リンク

このアンプは正常品ならば無改造でも価格の割には「非常に良い音」と評価できます。うちのVictor Zero5 Fineもそこそこに鳴らせるほどです。驚きました。

本格的なアンプ(うちの場合SONY TA-F333ESX)と聴き比べると、低音域が物足りない(力がない)ような感じと、高域の細かいところにぼやけた感じがあります。

このアンプのコンデンサを交換する改造はいろいろな方がYouTubeなどで公開していたので、自分もやってみようと部品は買い集めていたのですが作業は保留していたところです。

アンプを分解して内部を見てみます。なお筐体はトルクスねじ(T6)が使われています。昔Amazonで買った精密ドライバーセットに入っていていました。以下は同じものではないですが(昔より種類が多いです)

リンク

筐体裏面の放熱板のねじも外して中身を引き出します。

割とすっきり、スカスカな表面

裏面にはチップ抵抗・コンデンサがいくつか並んでいます。

製造時期によってはコンデンサ容量が違っていたり、アンプが違っていたり様々なバージョンが存在するようです。最近オペアンプがSOPになったという話もどこかで見かけました。

色々な方の改造記を見ると、音質に大きく影響がありそうなのが以下の3種のコンデンサです。交換前後の部品を表にしておきます。オペアンプもついでにソケット化して変えることにしました。 (価格は私が通販で購入した価格(送料除く・ソケット別:15*2円))

【交換パーツ表1】 記号 メーカー 種類 仕様 購入価格 C1 FOAI 電解C 2200μF 16V 85℃ → ニチコン KA 4700μF 25V 105℃ 250円 C5・C6 ? フィルムC 0.22μF(224) 100V → WIMA MKS2 1.0μF 63V 100℃ 133円x2 C19・C20 XHC ZP 電解C 2.2μF 50V 105℃ → ニチコン MUSE ES 4.7μF 50V 85℃ 20円x2 U1・U2 JRC オペアンプ 4558D → JRC MUSES 8820D 400円x2 計 1,360円

大容量のコンデンサで電源回路の安定化をはかり、オペアンプ、アンプの手前のカップリングコンデンサ(信号の通り道)の容量upで低域不足の改善を狙うものです。

0.22μFのフィルムコンデンサはアンプ(TDA7377A)のデータシートにある使用例よりも小さいというのも根拠になっています。

外部リンク(Digi-Key さま)>TDA7377A

注釈)このアンプのTDAの使い方は、データシートの標準回路のDouble Blidgeに相当し、その入力のコンデンサは0.47μFになっています

私はこのようなパーツはネット通販で購入するので送料がかかります。送料がパーツ代より高くなってしまうので、どうせなら他のパーツもついでに交換することにしました(^^;(価格は送料別)

【交換パーツ表2】 記号 メーカー 種類 仕様 購入価格 C2 Su'scon 電解C 47μF 50V 105℃ → ニチコン KA 47μF 50V 105℃ 30円 C3・C11・C12・C21 CapXon 電解C 100μF 16V 105℃ → ルビコン PZA 100μF 25V 105℃ 80円x4 C4 Elite 電解C 220μF 50V 105℃ → ニチコン KA 220μF 50V 105℃ 70円 C22 AiSHi 電解C 470μF 25V 105℃ → ニチコン KA 470μF 50V 105℃ 110円 計 530円

100μFに導電性高分子アルミ固体電解コンデンサを選んだのは何となく興味があって(笑) いずれもGNDに繋がっているので良いのかな?程度の根拠です(^^;

さて交換作業ですが、はんだごてセット、吸い取り線、そして最も重宝するのがスッポン(私のは類似品ですが)こてを当ててはんだがとろけたところへ近づけて「スポッ」とやります。取り難いときは呼びはんだを乗せてから。

取り外した部品とスッポン(類似品)

正式なスッポンは以下です。

リンク

1個ずつ外しては取り付けを繰り返せば難しくはありません。使われていたはんだは鉛入りのようで融けやすく作業し易かったです。

作業終了

4700μFは高さが数mmオーバーなので横倒し。一応ホットボンドで固定しています。この辺りは基板が空いているので楽勝です。

コンデンサがキツキツで並んでいるところもありますが何とか収まりました。

そして緊張の火入れは何も問題なく、音が出ました(^^)/

音質は一言「おーー」です。改造の効果がはっきり分かります。これは33歳・19kgの大型SONYアンプ(定価79,800円)も、うかうかしてはいられないかも?

エージングというのはあまり信じていませんが、そのようなものによる(笑)、さらなる改善を期待してしばらく使い込んでみようと思います。

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Last Modified : 2026-03-23 * Category : 中華アンプ * Comment : (2) * Trackback : (0) * △
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