IPA文字情報検索システムを使ってみる(人名漢字を正確に?)
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投稿日: 2018年2月27日 作成者: 井上哲朗昨年末、「すべての漢字が統一規格になって、戸籍などに使われているすべての文字がコンピューターで使えるようになる」とのニュースがありました。それとは直接は関係ありませんが、文字情報基盤整備事業の MJ 文字情報検索システムを使ってみました。 漢字は、関連文字あり、異体字ありでたいへんややこしいです。ややこしや、ややこしや・・・です。
1.MJ文字情報検索システムを開く 「IPA 漢字を検索」で検索し、「MJ文字情報検索システム(簡易版)・・・」を開く
2.漢字を検索する 開いたサイトで、検索窓に入力して検索できるのは ①漢字、②カナ、③USCコード(文字コード)、の三つです。
先ず漢字で検索してみましょう。 検索窓に「哲」と入力して検索すると、IPAmj フォントで二つ「哲」の漢字が登録されていました(UCS コードが同じ異体字)。
カタカナで「テツ」を検索すると、228文字がありました。この中のどこかに「哲」もあるはずです。
3.検索コードでの検索 ユニコード(UCS)では登録されている漢字が限られていると思いましたので、IPAmj コード(文字情報基盤整備事業でのコード)で検索してみます。 検索画面で「さらに詳細な検索はこちらへ」をクリックして、「IPA MJ文字情報検索 コード検索」の画面を開きます(ここで検索表示された漢字はコピーして IPAmj コードに対応している Office などアプリで貼り付けて使うことができます)。
「哲」の字のMJ文字コード、「MJ00829」を入力①して検索②。「哲」の字が検索表示されます③。この「哲」の字をクリックする④と更に詳細情報が表示されます。
コピーフィールドから文字をコピーすれば異体字であっても、ワードやエクセルなどに貼り付けられます(Windows10)。Windows10で、 IPAmj フォントに対応しているアプリならコピー貼り付けで正常に表示されます。
「邊」の異字文字をワードに貼り付けてみました。
4.関連グラフ 当該文字と関連のある字を表示することができます。メニューの「関連グラフ」をクリックして開きます。
しかし関連グラフでは検索窓に入力できる文字は UCS コードが必要です。MJ文字コードには対応していません。そのため関連表示できる文字が制限されています。「哲」 で検索しても、哲の UCS ユニコードは同じコードのため表示できません(このWordpressブログサーバーも IPAmj に対応してませんので哲を使いわけることはできません)。
渡辺さんの「辺」の字も同じで、ユニコードを持っている字は関連グラフとして表示されます。
関連グラフも IPAmj コードへ対応して欲しいものです。
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