作品証明書について解説【絵が売れたら用意するもの①】
目次
- 作品証明書(Certificate)とは
- 作品証明書に記載する内容
- なぜ作品証明書を発行する必要があるのか
- おまけ:もしお客様が紛失した場合、再発行していいの?
- おわりに
こんにちは。ペン画家の安藤です。
最近ではヤフオク、メルカリ、BASEなど個人で物品を販売することが増えてきました。
特に今年は利用、導入した方も多いのではないのでしょうか。絵画作品もネットで個人間売買されるようになってきましたね
そこでもし自分が制作した作品がネットで売れたら・・・その後どうしますか?もちろん入金確認後は梱包しますね・・。
要望があれば領収書・・・5万円以上なら収入印紙200円・・
さらに・・・
今回は作品売約後に発行する
『作品証明書』
(サーティフィケートとも言います)について解説していこうと思います。
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海外では当たり前に発行される作品証明書ですが
国内だとギャラリーで作品を購入した際につけてくれることがありますが
作家本人から購入した場合ほとんどついてこない、知らないのが現状です。
今まではアート作品はギャラリーを通して販売・・がほとんどでしたが
最近ではオンラインショップで作家自身から購入できる・販売する作品も増えてきました。
そのため本来ギャラリーから購入すれば付いてきた作品証明書が同封されていない・・・また作家側もいつもギャラリーに任せているため作品以外に同封されているものを知らないというケースも増えてきました。
(私も深く考えたことはありませんでした。)
作品証明書(Certificate)とは
作品に同封して制作者やタイトルなどを記載した作家自身が制作したオリジナル作品であることを証明する書類です。
・サイズはA4~ハガキサイズ
・インクジェットでOK(手描きでも可)
・厚手の紙のほうが高級感が出る
作品証明書作成例こちらはあくまで見本ですが直筆サイン以外はPCで内容を打ち込んでから印刷でも構わないと思います。
作品証明書に記載する内容
・発行年月日
・作家名 例)安藤 光/Hikaru Ando(1986~)
・作品名/サイズ/エディション/素材
・作品イメージ
・直筆サイン 作品に書いてあるサインと統一(アルファベットより漢字のほうが偽造されにくい)
・発行者の情報 連絡先や住所、メールアドレスなど
など特に決まった形式はないのでギャラリーや作家で記載内容は様々です
ただ一度決まった書式やサインを変えることはありません(もし本物そっくりな偽証明書が作られたときサインで照合するため)
なぜ作品証明書を発行する必要があるのか
『作家本人がオリジナルと認めたものであることを証明するものとして必要』(もし偽物が市場に出回ったとき本物であると証明するもの)
若手作家などはあまり作品が市場に出回らないとは思います。
ただ10年後、20年後と自分の作品の認知度が上がってきたとき、もし偽物(贋作)が出回ってて第三者が真贋を判断する材料がない・・・
ということも起こってくるわけです。
例えば亡くなった親族から作品を相続した場合、極端にはそれがプリントなのか原画なのか、証明書が付いてないと作家から買った本人しかわかりません。
血統書や資格証明書、鉢植えについてくるラベルみたいなものですね。
鉢植えのラベルなんかは結構大事で知らないで捨ててしまうとその鉢植えの品種がわからなくなり無価値となってしまうんです。
活動初期から証明書を発行していた作家は作家自身が絶対的な認証機関と認知されるわけです。←この世で唯一の発行元・サイン・書式=ホンモノ
なので無名の頃から書式を決めて購入が決まるたびに発行しておくのがオススメです。
もしお客様から証明書発行の要望があればどちらにしろ発行することになりますので、作っておくことをお勧めしますよ。
おまけ:もしお客様が紛失した場合、再発行していいの?
もし自分が発行した作品証明書をお客様が紛失し、再発行できるのかお問い合わせを受けた場合、失くしたら価値が下がる?本物であると証明できない?答えは・・・
依頼があれば再発行しますこれは本人が確かに自分が描いたものだと確認できれば発行が可能なのでギャラリーにお客様から問い合わせがあっても作家本人に確認や過去の販売データと照合して再発行できるでしょうし、作家自身で販売した場合でも作家の判断で再発行します。
おわりに
作品が売れると添付する「作品証明書」について解説しました。活動初期は添付する意味やフォーマットなど分からず自分では共シールも作品証明書も全く考えていませんでした。
(多分これまではギャラリーが発行していたと思います)私の場合は百貨店に出品するようになって、共シールは自分で用意作品証明書発行の有無は販売先にお任せ
私のオンラインショップからの購入は共シールが作品と額の裏についています。
もし作品証明書が発行できない(販売先が発行しない)場合でも共シールがちゃんと添付されているのであれば作品証明も兼ねるというイメージです。
共シールについてはこちらでも解説しています。ないよりはあった方が喜ばれますし、百貨店では「本物」であることが重要視され、共シールが貼ってあるかどうかも確認されるときもあります。是非共シールも作ってみてくださいね。
ではまた!
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